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Why MBAと現実に関する差異分析 -その2-

1年生(新2年生)のWです。今回は、前回途中まで書いた私の「Why MBA」とこの1年で経験した「現実」のギャップについて続きを書こうと思います。(前回の記事を読まれていない方は、2011年8月10日付の記事を先に読んでいただければと思います。)



4. 世界、特にアメリカにはどの程度優秀な人間がいて、自分がその中でどの程度のレベルか感じてみたかった
→自分の将来のキャリアに関わる科目を数多く取ることで、Finance分野でのアメリカのレベルの高さを実感。そして自分のレベルも良い意味でよく知ることができ大満足。

 アメリカは、言わずと知れた金融先進国。特に私が卒業後携わるであろう資産運用の業界においては日米の差は歴然としており、日本はアメリカから理論及び運用手法などの知から実際の運用商品まで、運用に関わるさまざまなものを輸入しています。このため、アメリカのレベルの高いFinance Programでは何が教えられているのか、MBAを取ってファンドマネージャーを志すやつはどのくらいすごいのか、そしてその中で自分はどの程度のものなかを肌で感じてみたかったという思いがありました。特にBoothは、そのFinanceのプログラムではMBAの中ではとても有名なので、資産運用業界を志す優秀なやつらも集まるであろうという強い期待がありました。

 実際に一年間、上級の証券投資論なども受講してみて感じたことは、最新で、レベルが高く、かつ実務的なことが教えられている、そんな科目を若い大学生(シカゴ大学のおそらく経済学部生とか統計学部生?)が受講・聴講したりもしている、学生のレベルは今まで見たところではMBAにはとびぬけた天才はいないという感じだが平均的に皆とても優秀、そして自分は決してこの中で抜きんでることはできないが武器になる強み(そして弱みも)を認識、といったところでしょうか。

 学生のレベルについては、BoothといえどやはりMBAなので、PhDの学生と違って圧倒的な天才というのはいない感じです。しかし皆平均的にレベルは高く(頭の回転が速いし、何より努力家)、授業での発言やスタディ・グループでは多くのことをクラスメイトから学ぶことができます。こうした幅広いバックグランドを持つ優秀なクラスメイト達とスタディ・グループやプロジェクトに取り組むことで、自分が平均的に彼らより劣っている部分、優れている部分を認識し、ハードスキルだけでなく、ソフトスキルも含めて何を武器に戦っていけば良いかをおぼろげながら知ることができたのは大きな収穫だったと思っています。



5. ネットワークを広げたかった
→想像以上に広がったのが日本人とのネットワーク

 MBAは受験準備段階からして予備校などで様々な人と知り合える貴重な機会を提供してくれますが、当然のことながら学生生活が始まるとネットワークは格段に広がります。同じcohort(クラスのようなもの)、スタディ・グループ、パーティーを通じて日本以外に数多くの友人ができるのは、これまでずっと日本で生活してきた自分にとっては少し不思議な感じがしますがとても楽しい経験です。

 こちらに来てから、当初の予想以上に広がったのが日本人とのネットワークです。MBAの中での日本人学生のネットワークはさることながら、MBA以外でも、University of ChicagoのPublic Policy School、Law Schoolの日本人学生や近所にあるNorthwestern University のLaw Schoolの日本人学生、またシカゴの日本企業に勤めている方々など数多くの日本人と友人になる機会がありました。MBAでアメリカまで来て日本人と友人になってもしょうがないのではとお思いになる読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、もし卒業後日本に戻って仕事をする場合にはこのような日本人とのネットワークは貴重なものになるかもしれないと思っています。

 ちなみに、私はあまり参加していませんが、BoothのStudent GroupやAlumni Clubが主催するコンファレンスやAlumni Eventに積極的に参加するとアメリカのBusiness peopleとのネットワークは大きく広がると思います。



6. 全速力で仕事をしてきた分、少しだけ休みたかった
→充電し、いろいろと考えることができた

1年生の学校がある間は、授業や各種のアクティビティで比較的忙しいため(もちろん仕事よりは全然まし)あまりゆっくりと休むことはできませんでしたが、夏休み中は私は特にインターンをしていないので当初期待していた通りに充電することができています。しかし、インターンをしている人にとって夏休み中はインターン漬けで、学校が始まったらまた忙しくなってしまうので、MBAに来ても結局あまりゆっくり休むことはできないかもしれません。

 ただ、今まで忙しく仕事をしてきた人にとっては、MBAの二年間でいったん歩みを止めて、改めて必要な勉強をし、本を読み、多様な価値観を持つ同級生と話し、これからの人生について考えることはとても有意義なことではないかと思っています。



以上、MBAに対する期待と現実ということで書いてみましたが、全体的には当初の予想通り・予想以上のものを得られていると思っています。あとはもっともっと英語力が伸びれば。。。
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Author:Chicago Booth 日本人在校生一同
The University of Chicago Booth School of Business (Chicago Booth)MBAプログラムの日本人在校生によるブログです。

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