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Boothのスタディ・グループ

二年生のWです。シカゴはすっかり秋で、寒くて不安定な天気の日もあるものの街や大学の紅葉が綺麗になってきました。

本日は、MBAでの学習において重要な役割を果たすスタディ・グループについて書こうと思います。重要な役割を果たすものの、スタディ・グループはアプリカントの方々はなかなか見えにくいものでもあるかと思います。しかし、MBAの学習プロセスにおいてスタディ・グループはとても重要で、毎週の宿題、ときには最終の課題もグループで解くことがあります。またMBAでは、スタディ・グループがリーダーシップを養う上で重要な役割を果たすと言われています。


私は、Boothに来る前は、正直言ってスタディ・グループなんて面倒くさい、課題なんて一人でやった方が効率的、だと思っていました。しかし、Boothでスタディ・グループを組んで課題に取り組むことで、スタディ・グループについてとてもポジティブな意見を持つようになってきました(ただ、スタディ・グループが面倒くさい、非効率的であるというのはときに真実でもありますが)。

私が大学生の頃はスタディ・グループを組んで課題をしたことなんてほとんどなかったと思うので、このMBAがグループでほぼ毎授業、宿題をやる初めての機会でした。実際に経験してみてスタディ・グループには以下のような大きなメリットがあると思います。

・多様性に富むグループで意見を集約する中で得られる各種のソフト・スキル
キャリア、出身地域等、多様なバックグラウンドを持つ人たちと一つのアウトプットを作るのは、とても大変です。たとえば、私が今までに組んだスタディ・グループでは、私を含めけっこう頑固な人間が集まってしまったことがあり、皆なかなか自分の意見を曲げようとせずに、意見の相違からミーティングが決裂しかけたことがありました。そのときは、ちょっとした機転を利かすことができ辛うじてグループの分裂を避けることができたのですが、ちょっと口論のような形になりかけて冷や汗ものでした(そのメンバーとは今もとても仲良くやっています)。このようにグループでの学習を通じて、単なる理論だけでなく、コンフリクト・マネジメントのようなことまで学べるのはグループでの学習の醍醐味です。

・他の学生からの学び
私はキャリアの幅を広げるべく数理ファイナンス系の科目を数多く履修していますが、同じクラスでスタディ・グループを組む友人はファイナンスの知識やプログラミング・スキルという点でとても優秀な人ばかりです。これらの科目で一緒にグループを組む友人の中から、おそらく将来、有名なファンドマネージャー、トレーダーも出てくるとも思うので、そんなやつらから各種の洞察と刺激を受けて学ぶことができるのはとても貴重な経験です。


以上が、とても一般的なグループでの学習のメリットだと思うのですが、”Boothのスタディ・グループ”には以下の特色があります。

・授業ごとにスタディ・グループが変わる
学校によっては、たとえば一年生のコア科目はずっと同じグループで課題に取り組むというところもあると聞きます。しかし、Boothは必須科目がリーダーシップについて学ぶLEADしかないため、授業ごとに異なるスタディ・グループを組むことになります。
このポリシーには善し悪しがあるとは思います。当然、ずっと同じグループでやった方が、その人たちと深い付き合いができるというメリットがあると思います。一方で、授業ごとに異なるグループを組めば、色々な学生とネットワークを広げる機会を持てますし、授業ごとにその科目が得意な学生と組むめばより深い学びを得ることができると思います。

・誰と、何人で、スタディ・グループを組んでも良い(一人でやるのも可)
ほとんどの授業では、教授が強制的にスタディ・グループを決めるということはありません。学生が自由に、好みに応じてスタディ・グループを組みます。授業によっては、一人で課題をやっても良いので、(あまり多くはないですが)一人で課題を解く人もいます。たとえば就職活動でとても忙しく、グループで会う時間もないという場合は一人で全て片づけてしまうという人もいます。

・(とても個人的な意見だが)Boothのスタディ・グループは良い意味で仕事っぽい
これは、私の個人的な意見ですが、スタディ・グループが仕事みたいだと感じることがあります。多くの学生が大学から離れたところに住んでいたり、お互いに離れたところに住んでいることもあるせいか、グループ全員が集まる機会はとても貴重です。そのため長々とミーティングをせずに、決められた時間内(二時間なら二時間内で絶対!)にミーティングを終わらせよう(そして、飲みに行こう、家族と過ごそう、etc)という意識がとても強いと感じます。また、宿題の負担をできる限り平等に割り振ろうとしたり、まるで仕事のようないい意味でのプロ意識を感じることが多いです。逆に、このような意識が強い分、問題がきちんと解けない場合は持ち帰って解けるまでスカイプで夜中に続きをやるということもあるのですが。。。

MBAのスタディ・グループと一口に言っても、それ自身に学校の特色が出てくるものと思います。アプリカントの方々にはなかなか分かりにくい部分ではありますが、ここら辺のことも良く調べられるとよりよい学校の理解につながるのではないでしょうか。
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The University of Chicago Booth School of Business (Chicago Booth)MBAプログラムの日本人在校生によるブログです。

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